これを書いているのは 7月なのですが・・・
ドイツにはお中元という習慣はありませんが クリスマスにはプレゼントをする習慣があります。
私もピアノの生徒さんに12月の最後のレッスンの後、クリスマスプレゼントをいただくことがあります。
クリスマスなので
チョコレート、ワイン、花束・・に混じって
よくいただくのが「ろうそく」です。
綺麗な形や色、おしゃれなグラスに入っているもの、サンタクロースやモミの木の形、実用的なティーライトキャンドルなど。
時には生徒さん自身が作った、デコレーションした、というものをいただくこともあります。
どれも素敵なので 使うのも勿体無いくらいなのですが せっかく頂いたものです。 時にはキャンドルに火を灯してワインなど味わいたい。
クリスマスの時期は 一年で最も日が短い時期。 夕方5時ともなれば外は真っ暗。
家でキャンドルを灯すと ロマンチックで暖かくて そのろうそくの火で食事をすると 食事もいつもより豪華な気がします。
が・・・
ろうそくというのは 本物の火を使うので 危ない・・・
せっかくの頂き物ですが 最近はろうそくを使う事をしなくなりました。リビングの棚の場所を取ってしまっているだけという状態。
もらって10年以上経つのに使っていないろうそくは 使ってくれそうな人に差し上げる、または慈善団体に寄付をする事にしました。
(教会関係の団体、HEPHATAなどが寄付を受け付けています)
(今回 我が家から出かけてしまったろうそくやキャンドルスタンドたち。まだまだありましたが・・全ては写真に収めなかったので・・・)
キャンドルの自然の火、本物の火の方が暖かくて雰囲気も良いですが
- 人間、歳をとるとともに忘れっぽくなっていて 火がついたままその部屋を離れる、ということがあり得る・・
- 最近は スマートフォン、パソコンなど 本物の「火」が近くにあるとトラブルの元になるものが 食卓に出てくることがある(家族や友達との会話の中で ちょっとネットで調べてみよう、ということは多いですね)
- さすがのドイツも(?)LEDの普及で キャンドルの形をしたLEDも普及しているので どうしても「キャンドルの雰囲気を味わいたい」場合は 安全面考慮でLEDという選択肢もある
というわけで 我が家はろうそくと さようなら です。
「さようなら」というドイツ語は「Auf Wiedersehen!」(アウフ ヴィーダーゼーヘン)だけれど
wieder =再び sehen=見る と再会になることが恐らくないのが ちょっと残念な ろうそくとのお別れ・・・
この記事へのコメント
bienes
本当に いつの間にかモノって増えていくのですよね
私もよく整理するのですけど
やっぱり絶対量が多いんだなあと思いつつ・・
かわいいろうそく♪
なるほどそうですかー 安全性やらいろいろ考えてみると・・
思いきることが必要だったんですね
しろうさぎde
本当にいつの間にかモノって増えますね。息子が赤ちゃんの時、特におもちゃを買わないのに いつの間にかおもちゃがおもちゃ箱いっぱいに、なんてこともあって、本当にびっくりしました。
ろうそくの灯りで食事とか ドイツ人は好きなんですが やはりここは火事をおこす前にろうそくを使うのをやめることにしました。(災害時用に少しは持っていると良いのでしょうが)
ミツバチの蜜でできたろうそくとか、香りも良くていいのですけどね。。